税理士との関わり方について
税理士は、会社の運営で発生する様々な税金について適切なアドバイスを行います。
国家資格を有する職業で、税金に関するあらゆる専門知識を持っているので、経営者の自分の良きアドバイザーとして、事業運営における右腕となります。
本来なら、このような人を最初から雇用して自分の傍にいてもらうのが理想かもしれませんが、必要な時に報酬を支払って仕事をしてもらう形を取るのが一般的になっています。
税理士との関わり方は、相談やトラブルが起きるたびに「案件」としてその都度仕事を依頼する方法と、税理士と「顧問契約」を交わし、報酬金額を契約書で定めて仕事をしてもらう2通りの形があります。
会社が従業員を雇って、ある程度の規模となれば、「顧問税理士」契約を結ぶ企業が多くなります。
顧問税理士の仕事内容
会社に「顧問税理士」を置くことになれば、契約書を事前に交わして業務内容を明確にして、報酬金額を支払うことになります。
経営者は、この時に顧問税理士に対してどこまでのサービス内容を依頼するか明確にしなければなりません。
それによって、料金がかわってくるからです。
そうはいっても、中小企業においては、サービス内容をそこまで明確に出来ないことも多いので、一般的には会社の売上高と税理士が会社に訪問する頻度によって報酬料金を設定していることが多くなります。
顧問税理士の報酬の相場
報酬の相場は、税理士事務所の規模や知名度によりますが、一例を上げてみると年商1,000~3,000万円までで、毎月1回の訪問なら、月額報酬が約25,000円、6ヶ月に1回の訪問なら約13,000円となっています。
訪問以外に、電話やメールによる相談もこの金額に含まれています。
決算報告書作成も依頼するとなると、月額報酬に加えて別途料金が発生します。
年商3,000万円以下の規模なら、年間40万円程度の顧問税理士報酬が目安です。
年商1億円以上となれば、毎月1回の訪問で月額報酬は42,000円、決算関係業務で別途20万円以上の報酬が発生します。
年間顧問税理士報酬額は、60万円前後が平均的な金額です。
神戸で税理士に相談するなら神戸すえひろ税理士法人
神戸すえひろ税理士法人は、日本政策金融公庫神戸支店の取扱件数6年連続NO.1の実績をもっているので、初めて税理士に相談するのに適した税理士事務所と言えます。
司法書士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士など、それぞれの分野の専門家との連携が抜群の税理士法人です。
その中でも特に融資関係と会社設立に強く、法人・個人を問わず、多くの経営者からの信頼が厚い事務所です。
創業融資、追加、借換融資等のあらゆる融資に対応してもらえる上に、手数料は一切かからないので安心して任せられます。
関連記事
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。