ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税が話題になっていますが、どのような仕組みなのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか。
自治体に寄付することで、その自治体からお礼の品物をもらえるという制度です。
自治体によって、特産物が異なりますが、1年分の食費のほとんどを賄えるとケースもあります。
そのため、お得だと感じる人もいるでしょう。
また、寄付する自治体を選ぶことができるのも特徴の一つです。
自分が育った地域の自治体に寄付するのもいいですし、サポートしたい自治体に寄付するのもいいです。
寄付する自治体を選ぶことができるため、納税するときに損しているという感覚になることはありませんね。
ふるさと納税のメリット
ふるさと納税をすると、寄付金控除や税金還付の恩恵を受けることができます。
控除上限金額内だと、自己負担金が実質2,000円になりますので、節税したい人にとっては魅力に感じる部分でしょう。
また、それ以外のメリットがあるのもふるさと納税の特徴の一つです。
ポイントサイト経由を利用したり、クレジットカードで支払いをすることでポイントが貯まりますし、住宅ローン控除などの併用をすることもできます。
さらに、24時間365日いつでもふるさと納税をすることができますので、自由度が高い点をメリットに感じている人もいるでしょう。
控除目的でふるさと納税をする場合、11月から12月が狙い目です。
控除目的なら税務署への申告が必要
ふるさと納税にはさまざまなメリットがありますが、やはり控除目的という人がほとんどでしょう。
控除目的の場合、自治体から届く寄付金受領証明書を税務署に申告する必要があります。
源泉徴収票、還付金を受け取る口座情報、身分証明書、印鑑なども準備しなければいけませんので、少し複雑に感じるかもしれません。
個人で対応できればいいですが、難しいという人もいるでしょう。
そのような場合、税理士の相談するのがおすすめです。
税金に関する知識が豊富ですので、ふるさと納税に関する手続きのサポートもしてくれます。
何か不備があったときも指摘してくれますので、安心してふるさと納税することができるのではないでしょうか。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。